重ためのキーワードで始まると大体話が長くなる。
でもこれはあくまで傾向であり自身の解釈。一般論だとしても「重たい話だから絶対長い」とは限らない。
例えば恋人同士が別れを切り出すとき。重たい話ではあるが「あんたなんか嫌い!じゃっ!」だけで終わることもあるかもしれない。
いや、そういう言葉があるだけマシかもしれない。何もなく忽然と消えるかもしれない。
いや・・・もしかしたら「重たい話」という「重たい」部分すら人によっては違う解釈になるかもしれない。
ここにある事実は「ある恋人同士が別れた・別れようとしている」ことだけだ。
とまぁ真面目に書いてみたものの、普段から「ちゃんと使い分けできてるかな」と振り返ってみたわけだ。
最近読み始めた本に「チームのことだけ、考えた。」
というのがあって、その本の中盤くらいに書かれていたことである。
感想文のような形になってしまうが(まだ最後まで読んでない)、「多様性を受け入れる」とした場合にどういうことが必要なのかを突き詰めていっている思考部分が非常に面白く、また共感できる部分が多くあると感じた。
いちエンジニアとしては「プログラムが動かない」というのは「事実」なのか「解釈」なのかを場合によって突き詰める必要があるように思った。
実は「動かない」と思い込んでるだけで、しっかり動いていて裏ではエラー吐いて止まってるだけということもある。それを「動かない」と表現するのか、「中断した」と表現するのかで次にとる行動が全く違ってくるように思う。
デバッグするにしても見るポイントが変わってくる。初めから全部見るのか、中断したであろうポイントを見極めるところから始めるのか(もちろん「どこで動かなくなったか」は突き詰める必要がある)
原則としてプログラムは書いた通りにしか動かないから、それは事実で、「動かない」というのは避けるべき表現ではあるとは私は思っている。
が、「作る側」と「使う側」 の立場で表現が違うのも確か。
相手の考え方を尊重したうえでどうするか考えていく必要があると感じた。
「適切な対応方法は何か」を日々模索していくことで、場面によって的確な判断ができるのではないかと思う。
自身は割とルールに対して厳しい目で見ていると思う。守るのがふつう。守らないのが異常。
守らない人が身近にいたときの対応って非常に難しいと思う。
こちらは「守るのがふつう」と思ってるが相手は「守らなくても大丈夫なところってあるじゃん?」と感じているから
守らないのかもしれない。
そうするとやることは絞られてくる。
「守らないで大丈夫」なのは”なぜか”しっかりと話を聞く必要があるし、
「守ることのメリット・デメリット」もきちんと説明して議論したうえで落としどころを決めていくことも必要だろう。
自分自身も「守ることが絶対」という譲れないスタンスを通していいのか?というところは疑問に持つべきかもしれない。
もちろん・・・
社会的にやっちゃダメなこと、法に触れることは「守るのがふつう」だと思うし守らない人は罰されて当然と思う。
あれは皆がしあわせに暮らすために考え抜かれたルールだと思っている。
会社、グループにもそういうところはあると思う。「約束事」というやつだ。
自身はどこまでできているだろうか?
今回の掲題に関しては、結構意識してやっているようには思った。
事実に対してはきちんと言い切るし、解釈に関しては「○○の考えでは」「個人的には」「~と私は思う」という風に
付け加えている。
「質問責任」「説明責任」という概念も非常に大事だとその本からは学んだ。
芯を育てることは人間を大きく成長させることに繋がると私は信じている。
きっと真剣になれるかどうかって、そこに掛かってるんだろうな。
最近、過去一番真剣です(これは事実だから言い切った)
ほら、やっぱり長くなった。
でもこういうこと考えるのって楽しいな。
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2020年02月10日 [雑記]「事実」と「解釈」
update:2020.02.10 23:51:21
write:松重(k_akimoto_matsu)
コメント数:0
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